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Timeline


Gregorian Calendar

Anno Domini Year 2022

Stellar Calendar

星歴元年

アメリカによる初の月面コロニーが完成。

西暦の時代が終わり、星歴が始まる。

地球内各国が月面コロニー建築を競う。


星歴20年

第3次世界大戦が勃発。

大国間の核攻撃による報復の応酬が1年弱続いた戦争となる。

生き残った人類による人類連邦政府が樹立される。


星歴21年

各国が秘匿していた科学者が連邦政府樹立後に結集する。

より良い人類を科学で実現するため、

生物学研究分野の多くに課されていた倫理的制限が撤廃される。

その結果、クローン・ナノマシン研究が急発展する。


星歴48年

クローンに適した遺伝子を持つ人間を基に、クローン新技術が発達。

クローンが充当することで人類の人口が急増する。

地球環境が回復し、気温は西暦末の温暖化前の水準にまで低下する。

大戦による放射能も完全に除去され、地球連邦による火星開拓計画が開始。


星暦60年

遺伝子工学が飛躍的に進歩し、デザイナーベビー技術が普及。

人間と見なされてきたクローンが生産終了し、

以後は人間に従属し、ごく僅かな権利のみを有するクローンが生産される。


星歴76年

ナノマシンが開発され、多くの学者の懸念の声を上げたが、

巨大企業による大規模なロビー活動を通じて、合法化される。

ナノマシンによる遺伝子強化技術によって、人類は強化された種となり、

ほぼ全ての遺伝病が根絶された。


星歴121年

火星のテラフォーミングが完了。

好景気に支えられた企業体による星間の事業拡大が進み、宇宙開拓時代が始まる。


星歴160年

人類の生活圏は火星-木星間の小惑星帯まで拡大。小惑星帯に多数のステーションが建設される。

人間とクローン比率が拡がり、人間が少数派になりつつあったことから、

人類連邦政府は、クローンの人権を認め、同時に人型のクローン生産が禁止される。

クローンの遺伝的特徴は人と同等か、それより優れていたが、

クローン同士の交配が行われる事態が発生し、出産される子の性別比が女性に偏ることが判明。

結果、男女比が1:5に拡大した。

人類の総人口が100億人に達する。


星歴167年

巨大企業体や新興財閥が地球のほぼ全域を支配する。

ロビー活動により、(使用人を除く)一定所得額以下の人間を地球から追放する法案が可決。


星歴170年

超高出力のイオンエンジンが開発され、近隣の惑星間を数か月で航行できるようになる。

地球から追放された人々によって木星系内にコロニーや衛星上都市が建設される。


星歴195年

木星系の衛星がテラフォーミングされる。

ナノマシンの主要製造ラインの不具合が企業体等により隠蔽される。


星歴220年

土星系の主要な衛星がテラフォーミングされ、入植が始まる。


星歴243年

冥王星に初のコロニーが建設される。


星歴245年

冥王星のコロニーとの通信が途絶。


星歴246年

天王星系の宇宙ステーションで未確認生命体との接触が初めて記録される。

その生命体が人間に侵食感染したものであることが判明、彼女らを「マキナ」と呼称する。


星歴247年

マキナによる侵食が間を置かず拡大し、年末までに土星系の80%が彼女らに制圧される。

マキナの侵食感染の原因がナノマシンの暴走であることが判明。

人類の全活動域でナノマシンの使用が禁止される。

人類連邦軍の指揮下に対マキナ戦特殊部隊「リペア」が組織される。

この年以降、地球への往来が禁止される。


星歴248年

土星系がマキナ達の手に落ちる。

月が地球の人類連邦政府と地球の人間を守るために要塞化される。

マキナによる侵攻が木星系に拡大。


星歴250年

木星系の宇宙コロニーの半数がマキナに感染。

木星系の主要衛星が彼女達の侵攻を受け始める。

マキナ教団信者によるテロ行為が確認される。


星歴255年

木星系最大の衛星ガニメデがマキナにより陥落。

ガニメデに侵攻したマキナの中で特に強力なクイーンクラスマキナ7体が確認され、彼女らを「アルファマキナ」と呼称。

木星系の衛星エウロパの約半分がマキナに奪われる。


星歴262年

木星系全体の80%がマキナの手に落ちる。

人類軍は木星系からの撤退と小惑星帯の軍備強化を開始。

多くの資源を木星系・小惑星帯に依存していたため、火星とほとんどの宇宙ステーションが資源不足の危機に直面する。